黒いスーツを着ているだけで負け
こんにちは。レイです。
さて、就活といえばなんでしょうか。
面接?履歴書?
それも正しいのですが、見た目のイメージとしては、
これが正しいのではないでしょうか。
これ。
もしかしたら、
あなたもこれを着て就活しているかもしれませんし、
こういうのを買いに行かなきゃ・・・と思ってしまうかもしれません。
ただ、ちょっと待ってください。
就活の時のスーツって
なんでみんなこれを着てるんですか?
これを答えられる就活生って少ないんですよね。
だいたい多い答えがこちら
・みんなこれ着てるから
・黒じゃないと印象が悪くなるってきいたから
です。
さて、これは本当でしょうか。
まず、就活スーツができた経緯について。
就活スーツに黒を着用していた割合を年代別に調べるとこうなったそうです。
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Q.就活の時、黒のリクルートスーツを使用していた?
・10代:11%
・20代:55%
・30代:36%
・40代:20%
・50代:10%
20代と30代で明らかな差が出ました。30代は4割以下にとどまったのに対し、20代は過半数となりました。大卒者で、今の30代にあたるのは1975年〜1984年生まれで、1997年〜2006年に就活をしていた人たち。また、40代は8人に1人と少数派で、30代で約2倍増えています。
以上のことから、リクルートスーツの中でも「黒」が定番になり始めたのは1997年以降ではないか、考えられます。
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(出典:http://www.news-postseven.com/archives/20150129_300762.html)
こうやってみるとわかるんですけど、
リクルートスーツ=黒というイメージはせいぜい
僕らが生まれたくらいの頃からなんですよ。
そして、何よりもリクルートスーツ=黒という決まりは、
過去も今現在もどこにも書いてありません。
しかし、スーツを買いに行くと、
「リクルートスーツ」の部分に黒のみが並ぶ・・・
これが問題なんですよね。
結局、
スーツ売り場の「就活」のところに黒が並ぶ。
↓
就活生の多くが黒を着るため、みんなが黒を着だす。
↓
「就活時期」には黒のスーツが売れるので、
お店にはさらに黒スーツが増える。
という循環になっています。
正直、僕が生まれた頃の話ではあるので、
正確にどちらから始まったのかわかりませんが、
この循環の中で、日本の就活=黒スーツという
暗黙の了解みたいなものが広がりました。
しかし、みんなが黒のスーツということは、
僕もあなたのような頭がよろしくない人も、
結局頭の良い人たちと同じ土俵で戦わなくてはならなくなります。
でも、そんなことで勝てるかと言ったら難しいところです。
黒スーツは没個性と言われますが、
やはり目立てなければ(周りと違うと思われなければ)
結局は学歴だったり、頭の良さなんかで決まってしまいます。
それを避けるためにも、
なるべく黒スーツは避けたいところなのです。
でも、黒スーツじゃないと印象が・・・
そうやってあなたは考えてしまうかもしれませんが、
相手は「会社員」です。
毎日毎日、黒スーツじゃない人たちと仕事をしています。
業種によっては仕事相手は私服です。
ということは、黒スーツではないから印象が悪くなるなんてことはないのです。
ですから、
これから就活用のスーツを買う場合は、
なるべく黒じゃないものを選びましょう。
(怖ければ、黒にラインが入っているようなものでも良いと思います。)
また、もう既に黒いスーツを買ってしまった場合は、
ネクタイやワイシャツなどで、「就活用」以外のものを選びましょう。
特にネクタイで、斜め縞以外のものを選ぶと印象がぐっと変わります。
怖いかと思いますが、
一度試してみてくださいね。
では。また。